オタノシミ

知られざるおっさんの日常。

【本】群集と権力(下)

群集と権力(下)
エリアス・カネッティ
岩田行一訳
法政大学出版局

を読んだ。

-自己増殖と自己消費。トーテムの二重形態-
という章がめちゃくちゃ苦痛だった。
中部オーストラリアの北部アランダ族の神話を滔々と語る語る。内心(また~族のお話ですか・・・)と思いつつも、神話語りは続く続く。
すると前の所有者が書いた書き入れに遭遇した。

・・・彼の腋の下から何ものかが唸り木のような姿をして・・・

腋の下から何ものかか の横に線が引いてあり、上部の余白部分に?と書きなぐられていた。
自分の内心も「?????????」となっていたからクスっときて心の支えになった
この次のページの上部の空白に大きくチェックマークが入っていた。
前の所有者は読みきったのだろうか?

★★★★☆