オタノシミ

知られざるおっさんの日常。

読書記録

【本】江戸の危機管理

江戸の危機管理 山本博文編集 新人物往来社 を読んだ。 ★★★★☆ ※ もう少し知りたいと思わせてくれる濃密な論考。江戸時代、もう少し把握したい。

【本】ジル

ジル ドリュ・ラ・ロッシェル著 集英社 を読んだ。 ★★★★☆ ※ 2段組500ページ。 振り返ってみて、ストーリー的にはどうということもない。が、文学作品とはこうだろう、という久しく忘れていた読書体験をさせてもらった。小説を読んだのは久しぶりだし読み切る…

【本】インドネシア大虐殺  

インドネシア大虐殺 二つのクーデターと史上最大級の惨劇 倉沢愛子著 中公新書 を読んだ。 ★★★★☆ ※ インドネシア近現代史、日尼関係史においてデヴィ夫人が果たした役割りは小さくはなかった。 ✳新政権が積極的に前政権のジェノサイドを暴いていったカンボジ…

【本】デス・ゾーン

デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場 河野啓著 集英社文庫 を読んだ。 ★★★★★ ※ ネットで活き、ネットで沈んだ人。 全力で駆け抜けた人だったんだな、とは思ったが、クラウドファンディング...これには正直、感心できなかったなぁ。合唱。 ※未読の方で読む…

【本】表徴の帝国

表徴の帝国 ロラン・バルト著 宗左近訳 ちくま学芸文庫 を読んだ。 ☆☆☆☆☆ ※ テンで解らなかったが、そのくせして【もう少し解るようになりたい】と思わせる何かはあった。解説読んで構造主義的人間云々に行きついた時、そういう話になってくるのか、と思った…

【本】若き将軍の朝鮮戦争

若き将軍の朝鮮戦争 白善燁将軍回顧録 The Korean War 白善燁著 草思社 を読んだ。 ★★★★☆ ※ 少々専門的描写があり、軍事知識に乏しいゆえ理解に難渋した(↓こういう具合)。 ・・・・・・ ・ ・ ・ ※まず一つは、つねに最悪の状況を基準にして、ものごとを考…

【本】ウクライナ戦争

ウクライナ戦争 小泉悠著 ちくま新書 を読んだ。 ★★★★★

【本】ブラットランド(上)(下)

ブラットランド ヒトラーとスターリン 大虐殺の真実 (上)(下) ティモシー・スナイダー著 布施由紀子訳 ちくま学芸文庫 を読んだ。 ★★★★★ ※ 圧巻の著者あとがき。 他の本では匂わせ程度だったとおぼろげに記憶しているのだが、この本では杉原千畝を明確に…

【本】統一教会 何が問題なのか

統一教会 何が問題なのか 文藝春秋辺 文春新書 を読んだ。 ★★★☆☆(星3.5)

【本】ラブイユーズ

ラブイユーズ バルザック著 國分俊宏訳 光文社古典新訳文庫 を読んだ。 ★★★★★ ※ めちゃくちゃ面白い。 今まで【大】バルザックに触れてなかった不見識を恥ずかしく思い、読んでる途中で他のも読むぞと、筑摩世界文学全集のバルザックの★、★★両方購入(各300…

【読書】挫折してしまった本

200ページぐらい読み進めたが、その内容があまりに微に入り細を穿つというか、どう消化していいか分からないか分からず読み進める事ができなかった。 ナチスドイツの組織である(ざっくりした表現)武装親衛隊の生い立ちから、将軍、階級、徴兵の仕組み、師…

【本】じんかん

じんかん 今村翔吾著 講談社 をKindleで読んだ。 ★★★★☆

【本】日常生活の精神病理

日常生活の精神病理 フロイト著 高田珠樹訳 岩波文庫 を読んだ。 ★★★★☆

【本】東方キリスト教の世界

東方キリスト教の世界 森安達也著 ちくま学芸文庫 を読んだ。 ★★★★★

【本】モンスター 尼崎連続殺人事件の真実

モンスター 尼崎連続殺人事件の真実 一橋文哉著 講談社 をkindleで読んだ。 ★★☆☆☆

【本】インパール

インパール 高木俊朗著 文春文庫 を読んだ。 ★★★★★ ※ 「とんでもない。アメリカは公表したことは必ず実行している。日本では、宣伝というとうそか誇大だということになっている。アメリカの宣伝は必ず事実だ。この相違は、考えるべきだと思う」(田副師団長…

【本】自民党の統一教会汚染

自民党の統一教会汚染 追跡3000日 鈴木エイト著 小学館 をkindleで読んだ。 ★★★★☆

【本】西洋史展望

西洋史展望 掘米庸三監修 奥村博司 東出功 前田俊哉 晶文社 を読んだ。 ★★★★☆

【本】兵士の革命 木村靖二

兵士の革命 1918年ドイツ 木村靖二著 ちくま学芸文庫 を読んだ。 ★★★★★ ※ 序章 問題の所在と課題 一 ドイツ革命史研究の現状 二 問題点 三 新たな課題 ↑10ページ程度の序章ながらここで読了する自信が無くなった。 序章を過ぎればあとはスラスラ、とはいか…

【本】ニコライ二世の日記

最後のロシア皇帝 ニコライ二世の日記 増補 保田考一著 朝日選書 を読んだ ★★★☆☆

【本】悩み多きペニスの生涯と仕事

悩み多きペニスの生涯と仕事 ボー・コールサート著 江間那智雄訳 草思社 を読んだ。 ★★★★☆ ※ 愛はどうなんだ、教授先生!(byローレンス氏)

【本】忍び草

忍び草 川崎長太郎著 中央公論社 を読んだ。 ★★★★★ ※ うろこの記録 ある女流作家の一生 海のほとり 路傍 忍び草 漂流 彼 七十歳 ~~~~ 暮れも押し詰まるにつれ、毎年型の如く小川は憂鬱になる。 としが越せるか越せないかの心配ではない。戦後開けた文運…

【本】ペストの文化誌

ペストの文化誌 -ヨーロッパの民衆文化と疫病 蔵持不三也著 朝日選書 を読んだ。 ★★★★★ ※ だが、ペストは衰退したものの、

【本】ヒトラー最期の12日間

ヒトラー最期の12日間 ヨアヒム・フェスト著 鈴木直訳 岩波書店 を読んだ。 ★★★★★ ※ www.youtube.com この劇的な会議は午後三時少しすぎに始まり、入れかわり立ちかわり人が出入りしながら八時近くまで続いた。 まず冒頭で、ソ連軍がオーデル戦線の北部で…

【本】秀吉の朝鮮侵略と民衆

秀吉の朝鮮侵略と民衆 北島万次著 岩波新書 を読んだ。 ★★★☆☆ ※ 本自体は星5.こちらが不勉強すぎて理解しきれなかったところあり。

【本】大審問官スターリン

大審問官スターリン 亀山郁夫著 小学館 を読んだ。 ★★★★☆

【本】叙任権闘争

叙任権闘争 オーギュスタン・フリシュ著 野口洋二訳 ちくま学芸文庫 を読んだ。 ★★★★★ ※ 2020年7月10日第一刷発行 発売されてすぐ買ったのだが、数十ページで挫折。しばし放置最トライ、挫折。積みに入る。3度目のトライ、今までなんで挫折したか分からない…

【本】82年生まれ、キム・ジヨン

82年生まれ。キム・ジヨン チョ・ナムジュ著 斉藤真理子訳 筑摩書房 を読んだ。 ★★★★☆

【本】ギリシア神話

ギリシア神話 -神々と英雄に出会う 西村賀子著 中公新書 を読んだ。 ★★★★★

【本】暗号名グリフィン

暗号名グリフィン 第二次大戦の最も偉大なスパイ アーノルド・クラミッシュ著 新庄哲夫訳 新潮文庫 を読んだ。 ★★★☆☆ ※登場人物表が欲しかった