台風がガチに直撃。
こんな事が過去にあったろうか?学生時代台風接近に伴う「暴風警報」で学校が休みになった事はあった。が、休みが決まったあとはたいてい穏やかな天気になり、ラッキー☆と思ったのを覚えている。強風暴風を伴う台風はどこか人事というか、ニュースで見る「大変な」出来事として捉えていた。まさか直撃するとは。
14時前後、強風で家が揺れる。机もグラグラ。風がグゴオオオオオオオと吹き付けるような音、グシャ!!バキッ!!と何かが衝突している音、消防車、救急車のサイレン、地獄に一歩近づいたようだ。隣人のお婆ちゃんから電話があり、「家揺れてるね、怖いね、もう少し頑張りましょうね」と電話で話し、少し元気でた
16時頃、ポタポタいう音が聞こえ出す。なんとPC置いてる上の天井から雨漏り発声。卒倒しそうになりつつ、シャットダウン、ゴミ袋被せ退避、大家に電話(疾風ウォルフ)、すぐかかりの大工さんが来てくれ、対応してくれた。
20時、スーパー行こうと外に出ると、今回の台風の被害の凄まじさが分かった。植木バチ、アンテナ、看板、フェンス、グチャグチャに飛び散っている。近隣の住人同士集まって何やら話しこんでいる。スーパー手前の弁当屋のダクトがへし折れて道路の四分の三を塞いでいる。スーパーは12時で閉店しますとの張り紙。めちゃくちゃになった電線、側溝にはなぜか大量にストロングチューハイの空き缶。
自然の猛威に人間はあまりに無力である。
吹き付ける風の中、iphoneが何になる?
吹き付ける風の中、Siriを呼ぶ度胸があるか?
今も昔もただひたすら過ぎ去るのを待つのみである。