BLEU GIANT (日)
を
Amazonプライムで見た。
★★★★★
※
これ見てJAZZに興味持ってリスナーになる人増えればいいよねなんて思うわけだが、まずは山田、間宮両氏のアニメ馴染み良いSSR級の声質に驚く。知識ないので声のお芝居の上手い下手を評価することはできないがなんともいい味の出てる声質なのだ(手癖では出せない)。その声にキャラが寄り添っているようなオートクチュール然とした雰囲気が出ている。これだけでも収穫だろう。今作の悪い評価も読んだが(バスのシート等)まぁまぁ…仰る事理解しますが…といった感じで、基本肯定から入りたい人間なので加点法で★積み上げた。ところでバーの女マスターの声優さんいいやんけ!と思って出演作品見たらApexのブラッドハウンドやってて声優さんやっぱすげぇとビビる。
つか
やっぱどうしても言いたい事がある。
原作でも思っていた舐めんなポイントだ。
ドラムスの玉田について。
日本の住宅事情舐めんな。
音漏れ防ぐためにデカイ布被ってバケツ叩いてたが、上層階の人間がこれやったら下の階の人間死亡確定、人が人なら殺傷事件は確定である。音だけではない、振動を考慮したまえな
男を磨く36回ローンと称してヤマハの電子ドラムを買った玉田は言う、「もう後にはひけねーぞ!?ま、ひくつもりもねーけど」
直置きである。電子ドラム床に直置き(カーペットあり)である。ディスクシステム等の対策無しの磨きあげた漢スタイル。
あなたは玉田の下の階の住人です。
それまで普通の生活音程度だったはずの上の階からバケツ状の何かを規則的断続的に叩く音が聞こるようになりました、音も抜けます、振動もスゴイ。ある時からその音に加えて何か踏み込むようなドシンドシン!という音やドドドシン(←トリプレット)なんて振動音も加わってまいりました…
ときたらもう戦争すると思うんです。
玉田よ。近隣住民の事をなぜ考えない?
男磨く前に人磨け。
男の前に人であれ。
みんなが練習してるシーンで玉田も日中から部屋の電子ドラムで(34:43秒)バッコバコゴースト入れ気味にバスドラ踏んでるが、劇中は軽妙なBGMながらその実音たるや「ドコドコドコドコドコドコドコドコドドドシンドシンドシンドドドシン」(ドコドコ或いはトコトコ)and強烈な振動を伴っているはず。玉田の家が鉄筋鉄骨か木造かは分からないが…
もしこの映画を見て電子ドラム買おう!と思った方はまず楽器屋に行って叩いて見てほしいしそもそも置けるんか?とか、近隣住民との人間関係とか、住宅事情とか、無限に考慮しなきゃならん事がある。電子ドラムて別に音小さくないと思いますのでね(防振対策叩き方叩く時間などに注意した場合は話が別)
玉田がしっかり石若さんのフォームになってるとこらへん、アニメーションの技術すごいなぁと思った